米・ロサンゼルス流通視察会

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今週は、月曜日の夕方よりアメリカ ロサンゼルスへ流通業界の店舗視察へと行ってまいりました。
まずは、御同行させていただきました、お取引先さまへ大きな感謝を申し上げ、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
今回の旅行の主旨は、現在のアメリカ西地区で盛業を続ける、スーパーマーケットの視察でありました。アメリカのスーパーマーケットは日本のスーパー業界においては、お手本であります。そのお手本を視察し、現在のトレンドや今後の方向性を確認し、自分たちのイノベーションに役立てていくことが重要だったのです。
 

いざロスへ!

22日、夕方15時に東京支店を出発し、車で成田へと向かいました。あまり長くない日程ではありますが、アメリカ大陸への出張のため、いろんな不安と荷物の少なさに、やや戸惑いながらのスタートでありました。
成田空港第1ターミナル北ウィングの集合場所に着き、取引先さまと合流しチェックインを済まし、手荷物検査場へと向かおうとしたときに出発カウンターの並ぶすぐ脇を、警察があわてて通路全体を塞ぎ、さらに手荷物検査場にいた人たちは別の場所へ移動させ、私たちを含め旅行客全員をある場所から遠ざけているのです。ん?これは事件だ!!と私たちは、怖さ半分、見たさ半分で警察ひかれた立ち入り禁止ラインぎりぎりで野次馬に同化していました。
見ていると、手荷物検査場付近に置いてあるゴミ箱あたりを、警察が調べているのです。「これは、爆弾か?」と周りの人たちも少し不安げに見ていたのですが、数分後に空港の職員が呼ばれ閉鎖していた通路の侵入許可が出たのです。
どうやら中国人旅行客が、もっていた子供用のリュックサックを手荷物検査の目に植木の横に捨てたらしく、それが何なのかが分からず、警察が飛んできたようです。お騒がせな中国人はきちんと注意するべきですね。
空港に入り、私はいつものように免税店でタバコを買い、いつものラウンジへと向かいました。そしてそのラウンジに向かう途中に、私たちの乗る搭乗口があるのですが、そこを見てびっくりです。年間120回以上のフライトをこなしている私ですが、今までに一度も見たことのない、もちろん乗ったことのない、世界最大旅客機「エアバスA380」が停まっているのです。この世界最大のエアバスは、シンガポール航空が世界に先駆け導入した、最新鋭の最大旅客機です。自分たちはこのエアバスに乗れるのだと、まるで子供のように取引先のT専務と喜び合って、やや興奮気味の状態でラウンジへと入って行きました。
ラウンジでは30分ほどしか時間がありませんでしたが、これから「エアバスA380」にのる興奮と、約10時間タバコが吸えないという不安に、ビールも進まず喫煙室へ入り浸る時間となりました。そしてその時間も束の間、私たちは「世界最新鋭の最大旅客機エアバスA380」へ乗り込んで行きました。
興奮気味に乗り込んだエアバスでは、私たちはTOP DECK(2階席)に案内され、あまりに大きなシートというより、スペースを与えられ、さらに緊張が増してくるほどでした。テレビ画面は機内では見たこともないくらい大きなもので、シートも横幅は、私が二人座れるほどのサイズで、ゆったりと過ごすことができる空間として迎えてくれたのです。
初めて乗る、シンガポール航空でしたが、接客レベルも高く、CAに関しては文句のつけどころがないレベルでありました。CAは日本人も数人おられますが、長い飛行機内での時間の十分に楽しましてくれるレベルに教育されており、日本の航空会社も少し勉強をするべきではないかと考えさせられました。接客面だけではなく、飛行中インターネットが可能なので、ネットで情報をとることはもちろん、メールやLINEまでもできるので、電話も可能なんですね。私も実際に、機内で申し込みをし、アラスカ近く、航路で最も北寄りのあたりでメールやLINEをしてみました。料金は結構高いのですが、その環境はなかなかいいものでした。食事は?って聞かれると今回はノーコメントとしておきましょう。
約10時間フライトのうち半分が過ぎてくると、睡魔もやってきました。しかし中々寝付けず、機内で映画を見ていましたが、映画に見入ってしまい、結局ほとんど寝れないまま二回目の食事に起こされることとなりました。その食事はほとんど手をつけず、しばらくすると目的地である、アメリカ西海岸のロサンゼルスへ到着したのです。
到着後入国手続きなどに時間がかかり、結局ホテルへ到着したのは、現地時間の午後3時ごろとなり、その日はどこへも行くことができない時間帯となっていました。もちろん時差の関係で、睡魔に襲われていた私たちでしたが、ホテル周辺を散策し時間を費やしていたのです。

視察旅行の続きは次回詳しく!!