動いています

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今年は、本当に良く動いているんです。一見あちらこちらに旅行ばかり行ってるようにも思われますが、旅行する事により、今まで出来なかった「見方」や「考え方」というものが、私自身に備わっていくような気がします。
今年訪れた海外の街を思い起こしてみても、それぞれの国や街の風習や文化に対し、素直に向き合う事で、その風習や文化を重く感じる事が出来ます。この人たちは何故今があるのか?という自分自身の問いに、答える事が出来るような気がするのです。
2月にハワイへ行き、4月にロスへ行き、そして6月にスペインへ行きました。それぞれの街にそれぞれの街の歴史があり、その歴史により今がある事を知ると、日本の文化も改めていいものと感じる事が出来ます。最も歴史の古いスペインで「サンティアゴ デ コンポステラ」という街へ行きました。スペインでも日本のお遍路さんと同様の巡礼の旅があるそうです。この街はその巡礼の最終地点で、大聖堂があります。この大聖堂には、今も多くの巡礼者が訪れています。町中が石畳の細い路地だけで、建物も古く由緒ある街です。おそらく日本であれば、このような人の集まる街には、立派な宿泊施設ができ、古い街にも近代設備がやってくるのかも知れませんが、この街は全くと言っていいほど、近代設備のある建物はありません。神聖なる巡礼者の街に近代設備はいらないのでしょう。すべてが質素で何も必要としない街なのです。
それぞれの街で、私はいろんな事を感じる事が出来ます。動けば動く程感じる事が出来ます。感じる事が多くなれば、感性が広がり、物事の見方、考え方も成長するのだとわかりました。これからも感じる為に動いていこうと考えています。