北の国から

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北海道富良野へ
旭川への出張の帰りに家族からの薦めもあって富良野へ寄ってみました。以前から行きたい所ではありましたが、きっかけがなく行けなかった所の一つの場所でもあります。
富良野は、北海道でもとても遠い所と思っていましたが、旭川空港から30分ちょっとで行く事が出来ます。 富良野へ行く目的は、北の国からの麓郷を訪れたかったことと、ラベンダー畑を写真におさめたかったのです。
残念ながら、ラベンダーは既に時期を逃しており、ほとんど見る事が出来ませんでしたが、
麓郷へは北の国からを観て、一度は行ってみたいと思っていました。北の国からの大ファンという訳ではありませんが、長い間放映されたこの物語の舞台は、都会育ちの私にとってはとても魅力的に思えていたのです。私はこの撮影された場所に何が残されているのかも知らなかったのですが、娘から石の家を見てきたら?と言われたので何一つ調べる事なく現地を訪れてみました。富良野に着くと、石の家への道順はすぐにわかりました。家一つもない田園風景が丘の上に続く道を抜けていくと、麓郷の街に入りました。石の家は観光名所になっているようで、入場料を払い見る事が出来ました。家の中にも入る事が出来、撮影当時のまま残されています。撮影とはいえ、貧しい民家をリアルに感じさせられる、また何故か懐かしさを感じさせられる建物と感じました。北の国からの撮影された家は他にも離れた場所に、丸太の家や、拾ってきた家など数カ所保存されています。北の国からマップというのをもらう事が出来ましたが、それを見ていると、本当に街ぐるみで撮影が行われ、街ぐるみでその撮影現場を保存してきているのがよくわかります。
歴史とはこうやって刻まれるのだろうと深く感銘しました。