今年は何かが違う

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桜が一気に咲き、気温も暖かくなり春が急にやってきました。いつもこの季節になると私はつらいつらい花粉症との戦いが始まるのです。ところが、今年に入って何が私の体に怒っているのか花粉症が出ないのです。
子供の頃から花粉症に悩まされている私にとって、春は憂鬱な季節でした。しかし、何故か花粉症が急に出なくなり桜を見ると、心が優しくなれる気がしてきたのです。こんなに急に花粉症は治るものなのでしょうか?
しかし、良い事ばかりではありません。昨年秋に膝のじん帯を痛めてから既に半年になろうとしています。じん帯自身はほぼ完治しているのだろうと思うのですが、膝の痛みがいつまでも続くのです。1月頃に痛みもほとんど取れて、リハビリ程度に運動を始めようと思っていたときに足の甲が痛くなりました。しばらくたってもこの痛みが治らず、もしかしたら痛風かもしれないと思い医者へ行きました。もともと尿酸値が低い私なのでまさか痛風ではないだろうと確信はしていたのですが、あまりの痛さに医者へ行ってみたのです。予想通り痛風ではなく軽い炎症であろうとの診断で、1週間ぐらいで痛みが取れると思いますと帰ってきました。しかし、その痛みは足の甲だけではなく、またもや膝に飛び火してきたのです。それから既に2ヶ月近くなりますが、痛みがひどいときには足を地面につく事すら出来ないほど痛みが強く、外出もおぼつかない毎日となってしまいました。もちろん、医者へも通っているのですが、医者の診断は前回と同様関節の炎症であろうという事で、痛み止めのみの治療です。しかし、全く痛みはとれず、整体へも通い少し痛みがこの2、3日やわらいできました。ただ今週はあまりにも痛みが長い事から、膝部分のMRIを行い、来主にその結果が出る予定です。春なのに、花粉症もないのに桜をゆっくりと見物する事は今年もお預けとなりました。
4月に入り、消費税が8%に引き上げられ経済への影響をいろいろと言われている時期ではありますが、私はいろんなものを精算しようと考えています。今までしてきた事業や取り組みの中で、将来性のないもの、不採算なものすべてを一度精算しようと考えているのです。中には人にいろいろと言われそうな事もありますが、次への準備を始める為には必要な事だと考えています。その影響かもしれませんが、今年に入り事業の成績も非常に良く、創業以来最高益も見込める様な状態にあります。こんなときだからこそ事業の断捨離をしっかりと行い、次へつなげていこうと思います。私の今年の考え方は、物事をじっくりと見て判断をする事です。じっくりと見ていて私はこう思った事があります。日本の景気は今までとは違う。そうはっきりと感じているのです。動き出しているのではなく、明らかに動いているのです。そんなときに私も動き出す必要があります。これから動いている波にしっかりと乗れるようにしなければなりません。その為には断捨離も必要なはずです。「今年は違う」私は本当にそう考えています。